日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会第29回大会 シンポジウム ─TIVA新時代到来! 筋弛緩薬をどう使うか?─
筋弛緩薬の投与量はしっかりしたモニタリングから─投与量への影響因子を探る─
鈴木 孝浩
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2010 年 30 巻 5 号 p. 759-763

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抄録

  筋弛緩薬の効果は個々の症例で大きく異なるうえに,筋弛緩モニタリングする筋種,年齢や麻酔薬の種類によっても大きく影響を受ける.いくつかの要因によりロクロニウムの効果が大きくばらつくことを実際に知っていただくことで,個々に適した筋弛緩状態を確実に提供するには,麻酔中の筋弛緩モニタリングが重要であることを認識してほしい.

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© 2010 日本臨床麻酔学会
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