社会医療法人草津総合病院麻酔科
2011 年 31 巻 4 号 p. 570-579
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体表心電図はアイントーベン(Einthoven),ウイルソン(Wilson)の発見したベクトル手法で説明される記述が多い.しかし,この考えに固執するとST変化やT波の異常を説明できない.本稿は,心電図測定の基本原理に戻って,心内膜側細胞内電位と心外膜側細胞内電位との電位差が各種の異常心電図をもたらすことを解説する.
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