日本臨床麻酔学会誌
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症例報告
気管挿管中に発見されたAngina Bullosa Haemorrhagicaの1例
林 和宏柳田 京子山川 直子石川 麻子石島 麻美子北原 淳一郎
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2015 年 35 巻 7 号 p. 707-710

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抄録
Angina bullosa haemorrhagica(以下ABH)は血液異常や水疱性疾患のような全身疾患とは無関係に,突然口腔内に血疱を生じる疾患である.典型例では血疱出現の後,自壊し治癒するため臨床上問題となることは少ない.しかし血疱により気道閉塞した症例も報告されており,麻酔管理においては慎重を要する.今回術中にABHが発見され,慎重な抜管およびICUでの経過観察により問題なく全身管理できた症例を経験した.
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© 2015 日本臨床麻酔学会
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