2017 年 37 巻 2 号 p. 232-237
東京大学医学部附属病院は2011年4月から総合周産期母子医療センターに指定されているが,産科からの要望により2013年4月に麻酔科専門医を配置するための講師ポストが新設され,これを契機に周産期医療に麻酔科がより積極的に関与することが求められるようになってきている.本稿では,筆者が周産期センターのポジションを得てからの約2年間で東大病院での周産期医療がどのように変化してきたかを振り返り,周産期センターに麻酔科医のポジションを得た意義について検討を加えた.他施設での周産期医療の安全性向上のために参考としていただければ幸いである.