日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会第38回大会 シンポジウム ─神経麻酔アップデート─
神経麻酔とモニタリング:その進歩
吉谷 健司大西 佳彦
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2020 年 40 巻 2 号 p. 157-161

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抄録

神経麻酔のモニタリングは,脳虚血をいかに検知できるかが重要である.局所脳酸素飽和度(rSO2)モニターの出現により簡便なモニタリングが可能になった.また,画像診断の進歩により脳循環予備能も評価できるようになり,rSO2モニターと組み合わせることで,より精度の高いモニタリングが可能になっている.一方で,モニタリングには常に限界があることも理解する必要がある.欠点,利点を理解してモニタリングを行うことが重要である.

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© 2020 日本臨床麻酔学会
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