日本臨床麻酔学会誌
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麻酔導入時におけるミダゾラムおよびバルビツレートの併用による臨床的有用性
花岡 一雄並木 昭義古賀 義久土肥 修司弓削 孟文西山 友貴
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1993 年 13 巻 2 号 p. 147-152

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抄録
ベンゾジアゼピンの安全性とバルビツレートの速効性と短時間作用性の利点をうまく引き出すために,併用による麻酔導入を行ない,ミダゾラムの併用用量の検討を行なった.全身麻酔患者93例を3群に分けミダゾラムをそれぞれ2mg, 5mg, 8mg静注,1分後にバルビツレートを初回量50mg静注し,導入状態が不十分の場合はバルビツレートを適量追加する方法を用いた.ミダゾラムの投与量を患者の体重によらず個体投与量に固定したにもかかわらず,バルビツレートを併用することにより良好な麻酔導入を得ることができ,導入効果と覚醒の印象と安全性よりミダゾラムの投与量は5mgが適当と考えられた.
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