筑波大学臨床医学系麻酔科
1994 年 14 巻 10 号 p. 793-797
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感染性心内膜炎による著明な肺高血圧を伴った僧帽弁閉鎖不全のため僧帽弁置換術を予定されていた38歳男性患者で,手術予定日の前日に細菌性脳動脈瘤が破裂したため,中等量のフェンタニルとイソフルレンを併用した全身麻酔下に緊急に脳動脈瘤トラッピング術が施行された.麻酔導入後,心拍出量が著明に低下したため,ドブタミンとアムリノンの持続静注を併用したところ,心拍出量が改善し,肺動脈圧も低下した.
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