京都大学医学部麻酔学教室
京都大学医学部集中治療部
京都大学医学部救急部
1988 年 8 巻 3 号 p. 261-265
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3例の『術後紅皮症』を経験し, うち1例においてHLAの経時的変化等を検索した結果, その本態が『輸血による移植片対宿主反応 (Graft-versus-host reaction; GVHR)』であると断定できる知見を得た. また「手術侵襲等による Host の免疫系の抑制」と「Host と Graft のHLA (Human leukocyte antigen) における同型の Haplotype の存在」の両者が本症候群発症に必須の因子であると考えられた.
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