日本臨床栄養学会雑誌
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腎臓病患者に対する栄養食事指導の現状および たんぱく質調整食品・でんぷん製品の指導状況と管理栄養士の認識に関する調査
松井 貞子青山 智香山根 恵安里 春菜西中川 まき河面 奈々
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2019 年 41 巻 2 号 p. 135-151

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抄録
【目的】腎臓病栄養食事指導の実施状況および管理栄養士のたんぱく質調整食品およびでんぷん製 品(以下,治療用特殊食品とする)に対する考えや指導方針を明らかにする. 【方法】日本腎臓学会研修施設の管理栄養士を対象に腎臓病栄養食事指導の状況,治療用特殊食品を利用する利点等についてアンケート調査を行った. 【結果】アンケートの回答率は38 . 4%であった.加算病名は慢性腎臓病が最も多く,個別栄養食事指導の平均実施数は46 . 8± 56 . 8件/施設/月,平均継続回数は3 . 8±5 . 4回/患者であった.調理実習や食事会を実施している施設は20. 9% と少なかった.治療用特殊食品利用の利点として,ご飯や米,パンでは,「たんぱく質制限が容易」,「使用により,他で良質たんぱく質が確保できる」,「利用しやすい」が多く,油脂やゼリーでは「エネルギー摂取が容易」について「そう思う」の回答が70%以上であった.また,利点の共通因子には「利便性」,「応用性」,「リン・カリウム制限の容易性」などが挙げられた. 【結論】栄養素のコントロールに関する項目は,治療用特殊食品の利点として最も認識され,利点は食品群ごとに共通性があり,食事療法のQOL 向上につながる応用性に関する項目が中心であった.
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© 2019 一般社団法人日本臨床栄養学会
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