日本臨床栄養学会雑誌
Online ISSN : 2759-4270
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一般病院における 管理栄養士の病棟配置体制が入院時の体重減少抑制に及ぼす影響
本川 佳子須永 将広宮崎 純一徳丸 季聡石岡 拓得山邊 志都子宮島 功伴野 広幸阿部 克幸畠山 桂吾田口 佳和金井 一人石川 史明林 衛藤原 太樹鈴木 克麻原 純也
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2022 年 44 巻 2 号 p. 85-89

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抄録
【目的】医療における管理栄養士の配置の観点について,給食管理主体にはじまり,入院患者の栄養管理業務主体を経て,栄養管理業務を更に充実させるため,管理栄養士が病棟配置されることが望ましいとされている.このような背景から令和4年度の診療報酬改定では,特定機能病院において入院栄養管理体制加算が新設され,今後管理栄養士の病棟配置が一般病院においても重要となると考えられるが,エビデンスは十分ではない.そこで本研究では,入院期間中の体重減少に着目し,一般病院における管理栄養士の病棟配置の効果を検討することを目的に調査を実施した. 【方法】9施設の一般病院の診療録調査をもとに入院期間中の体重減少量,体重減少率を算出し,管理栄養士の配置有無別に比較検討を行った. 【結果】病棟配置あり群で入院期間中の体重減少量,体重減少率は有意に低値を示した.また二項ロジスティック回帰分析においても有意な関連性が認められた. 【結論】管理栄養士が病棟に配置されることで,患者の体重減少抑制に有効である可能性が示唆され,他の入院基本料を算定する病床においても管理栄養士による病棟業務に対して評価を得られるよう,取り組んでいく必要がある.
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© 2022 一般社団法人日本臨床栄養学会
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