日本クリニカルパス学会誌
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Print ISSN : 2187-6592
学会報告(第8回学術集会)ワークショップ1 看護記録とパス
退院調整連携パス導入における教育的取り組み
―看護の質向上のために―
菊内 由貴
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2008 年 10 巻 2 号 p. 135-136

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抄録

 医療の高度化、入院期間の短縮化で治療主体のパスが便利に活用される反面、看護の専門性とは何か、看護師の役割とは何かが希薄化しつつあるように思う。四国がんセンターではこれまでの治療主体のパスとは異なる看護主体のパスという特徴をもつ退院調整連携パスを作成導入している。退院調整連携パスの活用により、患者の生活を支えるという看護専門的を発揮する教育的ツールとなることを期待している。

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© 2008 一般社団法人日本クリニカルパス学会
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