2023 年 4 巻 2 号 p. 108-112
下肢動脈疾患 (LEAD: lower extremity artery disease) は近年増加の一途をたどっており, その重症度からさまざまな症状を呈する. LEAD患者に対しては集学的な治療が必要であり, なかでも中等症, 重症例に対しては血行再建の成功が重要な一部分を占める.
その血行再建術の治療評価には従来さまざまな方法が用いられてきたが, 術中に経時的に微小血管血流を評価することは困難であった. そこで間欠性跛行を呈するLEADの血行再建術中に, レーザードップラーフローメーターを使用して評価を試みた. 術中より血流量の増加が認められ, 血行再建術中の微小血管血流評価に有用である可能性が示唆された.