日本フットケア・足病医学会誌
Online ISSN : 2435-4783
Print ISSN : 2435-4775
特集:血管診療技師(CVT)とフットケア
日本フットケア・足病医学会がCVT認定機構の構成学会に加わった意義
土田 博光
著者情報
ジャーナル フリー

2026 年 7 巻 1 号 p. 1-6

詳細
抄録

 血管診療にかかわる非医師医療専門職のエキスパートを育成することを目的に, 2006年に血管診療技師 (clinical vascular technologist: CVT ) 資格が創設された. CVTは診断, 治療にかかわる総合資格として期待され, 順調にその数を増やし, 現在1,600名を超えている. しかし, 内訳をみると, 臨床検査技師が80%以上で, 看護師, 理学療法士は併せても5%と, 著しく検査職に偏った構成となってしまった. これではCVTが「診療技師」ではなく「検査技師」と認識されてしまい, 実臨床において診断と治療にバランスよく活躍することができない. 治療 (ケア) を主目的とした学会である日本フットケア・足病医学会の参加により, 治療関係CVTが増加し, CVTが原点に返るうえで大きな役割を果たすことが期待される.

著者関連情報
© 2026 一般社団法人日本フットケア・足病医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top