日本フットケア・足病医学会誌
Online ISSN : 2435-4783
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フットケアにおける看護師の多職種連携の実践能力と関連要因
永瀬 紗奈衣池田 清子髙木 廣文
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2026 年 7 巻 2 号 p. 179-187

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抄録

 【目的】足病の予防的・治療的フットケアでは多職種連携が不可欠であり, 多職種連携 (IPW) に基づいた連携が重要である. そこで, 連携調整の役割期待がある看護師のIPW実践能力と関連要因を検討する.

 【方法】全国750施設の代表看護師1名に質問紙調査 (2023年6-8月) した横断的研究である. IPW実践能力評価尺度 (CICS29) によるIPW実践能力と個人要因等を統計学的に分析した (有意水準5%).

 【結果】回収数324件 (回収率43.2%), 有効回答157件であり, IPW実践能力はt検定と一元配置分散分析の結果, 11項目で有意差が認められた. IPW実践能力を従属変数とした重回帰分析では, 不定期情報共有週1回以上, 慢性疾患看護専門看護師, 定期カンファレンス月1回以上, 連携職種数, 足病変の予防的指導, フットケア学習高頻度, 病床数200床未満, 皮膚・排泄ケア認定看護師, IPW学習経験の各変数が選択された (自由度調整済みR 2=.207).

 【結論】モデルの説明力は大きくないが, IPW実践能力向上のためには, 多職種との高い頻度の情報共有や, フットケアの専門的な実践と学習等が重要であることが示唆された.

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