頭頸部外科
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成長ホルモン高値を合併し顔面骨広範に進展したFibrous Dysplasiaの1例
内田 淳佐久間 貴章松本 学渡辺 尚彦調所 廣之
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2002 年 12 巻 1 号 p. 33-37

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抄録
 Fibrous Dysplasiaには思春期早発症を始め様々な内分泌機能異常を合併することが知られている。今回,13歳の女性で顔面骨広範に進展したFibrous Dysplasiaに成長ホルモン高値を合併した症例を報告する。症例は腫瘤減量術を施行し,その後に成長ホルモン高値に対してCB-154(グロモクリプチン)投与した。成長ホルモン値は正常化し,術後約1年経過して局所再発は認められない。
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© 日本頭頸部外科学会
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