農業農村工学会誌
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リモートセンシングによる茨城県のハス田分布マップの作成
福本 昌人
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2016 年 84 巻 9 号 p. 765-768,a2

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抄録

茨城県は全国一のレンコンの産地で,霞ヶ浦周辺を中心にハス田が広く分布している。その分布情報は,霞ヶ浦の水質改善などの面で重要である。そこで,リモートセンシングにより茨城県内のほとんどすべてのハス田を抽出し,分布マップを作成した。ハス田の抽出は,衛星画像解析と航空写真判読を組み合わせて行った。まず2014年8月2日のRapidEye衛星データと圃場区画GISデータを用いて画像分類などによりハス田である可能性のある圃場を抽出し,次に2014年3月22日のGoogle Earthの航空写真画像を用いて同圃場と同圃場周辺の圃場を目視判読してハス田を抽出した。ハス田の立地状況を分析したところ,ハス田の44%は標高1m未満の土地に位置していた。

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© 2016 公益社団法人 農業農村工学会
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