2024 年 92 巻 2 号 p. 87-90,a1
2030年度までに改修が必要なため池は兵庫県で314カ所にのぼり,改修工事が増加する傾向にある。一方,改修に必要なコア用土が枯渇傾向にあり,今後長期にわたりため池改修工事が継続されることを想定すると,代替工法の確立が喫緊の課題である。本県ではため池整備を集中的かつ計画的に進めるために,ベントナイトシート工法も代替工法のひとつになると判断しているが,統一的な設計・施工のルールが確立されていない。そこで,ベントナイトシート工法の設計手法や施工管理等の標準化を図ることを目的にマニュアルの策定を検討した。本報では,マニュアル策定の過程で設計手法や管理手法の標準化を図ったので,その内容・特徴について報告する。