2024 年 21 巻 1 号 p. 1_1-1_6
本特集では,農林水産省「知」の集積と活用の場 研究開発プラットフォームの一つ,農林水産物の輸出促進研究開発プラットフォーム@九州・沖縄(PF九沖)において,大学の研究支援人材で構成されるコーディネートユニット(CDユニット)が広域連携で行った取組を主題としている.CDユニットの一員である鹿児島大学のURAの広域活動への参画と農林水産物・食品の輸出における広域化の意義・親和性を概説し,その事例として「かごしまTechミーティング」事業での相互乗り入れと接続について報告する.これらを踏まえ広域化の利点と課題について論じる.