2026 年 22 巻 2 号 p. 2_1-2_7
令和7年6月に函館市において開催された第23回大会において,本学会誌の投稿と査読システムの改革を企図した特別セッションが開催された.本稿では,この特別セッションの背景としての学会誌が抱える課題,第12期産学連携学会体制における組織改革の概要,今後の学会誌編集を通じた「産学連携学の体系化」に向けた期待について述べる.
知識は実践されて初めて確かなものとなる.しかし,実践だけでは不十分で,研究論文化され,広く実践者たちの目に触れて,議論がなされて初めて科学となる.多くの挑戦的な活動と研究成果が学会誌に掲載され,広く議論と研究が重ねられ,様々な試行錯誤を経て,それらに裏打ちされた実践活動がさらに高められていくポジティブループの形成が期待される.