日本スポーツ栄養研究誌
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Print ISSN : 2188-8922
原著
高用量の抗酸化成分を複数含有する食品の短期摂取が若年スポーツ競技者における高強度運動後の筋損傷指標および運動能力に及ぼす影響:無作為化二重盲検クロスオーバー比較試験
河村 亜希橋本 峻中澤 翔杉田 正明
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2024 年 17 巻 1 号 p. 49-59

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抄録

【目的】

 筋損傷抑制作用を有するコラーゲンペプチドおよび高用量の抗酸化成分を複数含有した食品の摂取が、高強度運動後の筋損傷指標および運動能力に及ぼす影響について検討した。

【方法】

 スポーツ競技者男女16名(21.8±0.4歳)を抗酸化条件およびプラセボ条件に無作為に割り付けた。抗酸化条件には、コラーゲンペプチドおよび高用量の抗酸化成分を複数含有した食品を、プラセボ条件には同様の味および形状のプラセボ食品を1日2回、7日間摂取させた。8日目に高強度繰り返し跳躍運動を実施し、筋損傷を誘発させ、運動前、運動直後、3時間後、19時間後において運動能力(垂直跳び跳躍高)および主観的な脚の痛みを測定した。さらに、運動前、運動3時間後、19時間後において血中筋損傷指標(Creatine phosphokinase:CPKなど)を測定した。その後、3週間のウォッシュアウト期間を設けてクロスオーバーさせ、同試験を行った。

【結果】

 両条件で跳躍運動前と比較し、運動3時間後の跳躍高(cm)が低下し(p < 0.01)、筋損傷指標CPK(IU/L)および主観的な脚の痛み(mm)が上昇したが(p < 0.01)、いずれの測定項目においても条件間差を認めなかった。

【結論】

 コラーゲンペプチドと高用量かつ複数の抗酸化成分を短期的に同時摂取することは、高強度運動後の筋損傷指標および運動能力に影響を及ぼさなかった。

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