抄録
目 的
調査の目的は、現在国内にて利用できる報告が殆ど無い専門高校のみを対象とした運動習慣や乳製品摂取習慣についてであった。
方 法
長野県南部地域に在籍する(農業、工業、商業)専門高校生207人を対象に、運動と乳製品摂取に関するアンケート調査を行った。アンケートは運動と乳製品摂取に関する4項目からなり、調査はホームルーム時に実施された。
結 果
今回調査した専門高校生では、半数に定期的な運動習慣があった。定期的に運動習慣が有る群では非運動群と比べて牛乳やチーズを有意に多く摂取していた。特に牛乳については顕著であった。高校時代に毎日200mL以上の牛乳を摂取している群は、小中学校時代において毎日400mL以上の牛乳を摂取している傾向があった。これらの結果は専門高校生においても定期的な運動習慣と牛乳摂取習慣の間に強い結びつきがある事を示していた。
考 察
半数以上の専門高校生にとって高等教育機関が最後の教育現場となる。運動活動や食教育は、豊かな職業人の養成のためにも、普通科高校と同様またはそれ以上に大切になっていくものと考えられる。