日本看護研究学会雑誌
Online ISSN : 2189-6100
Print ISSN : 2188-3599
若年男性労働者が就職以降に体重増加・肥満に繋がる要因とその背景
-特徴的な思考・行動パターンによる若年男性肥満労働者の類型化-
田甫 久美子稲垣 美智子
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キーワード: 若年男性, 肥満, 体重増加, 就職
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2009 年 32 巻 5 号 p. 5_39-5_49

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抄録

 目的:若年男性労働者の就職以降に体重増加に繋がる8要因とその背景48項目からなる6件法の「体重増加に繋がる思考・行動のパターンを見出す質問紙」を作成することを目的とする。
 方法:事業所常勤の25~35歳の男性197名を対象とした。作成した質問紙は、主成分分析を用いて検討した。結果:対象者の62.8%に就職以降3㎏以上の体重増加を認め、そのうち43.9%に10㎏以上の体重増加を認めた。主要2成分から採用した設問18項目の回答合計を用い6割以上の10㎏以上体重増加者および肥満者の判別と、そのスクリーニングが可能であり、また48項目から3タイプの肥満者の体重増加に繋がる思考・行動パターンが類型化できた。
 結論:若年男性労働者の就職以降の体重管理に用いる保健指導ツールとして「体重増加に繋がる8要因とその背景48項目の質問紙」は有用であることが示された。

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© 2009 一般社団法人 日本看護研究学会
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