藤田保健衛生大学 循環器内科
2011 年 31 巻 1 号 p. 66-72
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心臓サルコイドーシスは,心臓のあらゆる部位に肉芽腫性病変を生じることにより,非常に多彩な臨床症状を呈し,その診断に難渋することの多い疾患であるが,心室中隔基部は比較的早期から好発する部位として知られ,房室伝導障害は本症の診断のきっかけとなることが多い.以前から,房室伝導障害がステロイド治療により改善したとの報告は散見されるが,今回,自験例においてステロイド治療によって房室伝導障害が改善した症例の頻度および臨床的特徴について検討した.
サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
日本サルコイドーシス学会雑誌
サルコイドージス研究会誌
サルコイドージス研究会雑誌
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