日本口腔内科学会雑誌
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症例報告
臨床所見から腫瘍を疑った比較的大きなエプーリスの2例
松末 友美子山本 一彦中上 佳寿彦桐田 忠昭
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キーワード: エプーリス, 腫瘍, 組織生検
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2017 年 23 巻 1 号 p. 46-53

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抄録
臨床所見から腫瘍を疑った比較的大きなエプーリスの2例を報告する。症例1:患者は60歳代の女性で,上顎前歯部腫瘤を主訴に来院した。上顎前歯部口蓋側歯肉に30×25mmの一部潰瘍形成を伴う広茎性の弾性硬の腫瘤が認められた。症例2:患者は30歳代の女性で,下顎前歯部腫瘤の精査加療依頼にて来院した。左側下顎前歯部歯肉に長径約40mmの多数の結節を有する有茎性腫瘤を認めた。いずれの患者も腫瘍の可能性が否定できないため生検を施行し,病理組織学的にエプーリスの診断を得た後に切除術を行った。術後経過は良好で,病理組織学的に,症例1は骨形成性エプーリス,症例2は線維性エプーリスであった。いずれも術後2年以上経過しているが,再発はみられていない。
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© 2017 日本口腔内科学会
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