A Case of Chronic Idiopathic Hiccup Treated by Baclofen

Mikako SANUKI; Nobuyoshi SATO; Keisuke INOUE; Chikako MATSUMOTO

doi:10.11321/jjspc1994.6.4_381

バクロフェンが奏功した難治性慢性吃逆の1症例

讃岐美佳子, 佐藤暢芳, 井上恵介, 松本千香子

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キーワード: 難治性吃逆, バクロフェン

ジャーナルフリー

1999 年 6 巻 4 号 p. 381-384

DOI https://doi.org/10.11321/jjspc1994.6.4_381

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抄録

10年来再発を繰り返す, 原因不明の難治性吃逆の症例を経験した. これまで有効例が報告されている星状神経節ブロックや横隔神経ブロックなどの神経ブロック療法, そしてカルバマゼピンや漢方薬などの薬物療法も効果がなかった. バクロフェン投与により, 吃逆の頻度はむしろ増加したものの, 長時間持続する発作が減少し, 吃逆に伴う呼吸困難や嘔吐などの随伴症状も改善した. バクロフェン投与は本症例に有効であった.

責任著者(Corresponding author)

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