東京農工大学
2021 年 20 巻 2 号 p. 159-170
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本研究は,教師とスクールカウンセラー(以下,SC)が協働して,英単語の習得に困難さを示す中学生に対して行った学習支援の有効性を検討した。英単語学習における体制化方略としてフォニックスを用いた支援を,グループワーク形式で実施した。2要因分散分析の結果,支援を受けた生徒の英単語テスト得点が,学習支援の前後で有意に上昇していることが示された。また,教師とSCが協働した支援は,生徒の学習意欲と学力を高めるために有効な手立ての一つであることが考察された。
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