聖徳大学心理・福祉学部
清泉女子学院大学人間学部
2021 年 20 巻 2 号 p. 171-177
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本研究の目的は,臨床心理学の研修機関における新型コロナウイルスの感染予防対策に関わる心理的プロセスを検討することであった。20名の相談研修員が,感染予防対策と関係する心理的プロセスについてのオンライン調査に回答した。結果から,感染予防対策において「話す」ことは,感染症への関心を高め,感染予防対策の行動を増やすことにつながる可能性が示唆された。この結果を踏まえて,効果的な感染予防対策の在り方と,今後の研究の方向性について考察した。
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