静脈経腸栄養
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特集 : 慢性疾患に対する病態別栄養管理
維持血液透析患者における栄養管理
今給黎 敏彦鈴木 重伸
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2005 年 20 巻 2 号 p. 2_33-2_36

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抄録
維持透析患者数は年々増加している。また、透析期間の長期化、高齢化により全身状態や栄養状態が不良な患者数も増加している。そのため維持透析患者における栄養管理の重要性が高まっている。腎不全患者は糖、蛋白質、脂質、電解質など種々の代謝異常を有する。さらに患者個々での病態も多様である。栄養管理の基本は十分量のカロリーと低蛋白で、水分、Na、K、Pなどを制限、調整する。腎不全の特殊性を理解し、臨床症状および検査値などを参考に個々の病態に即した栄養管理が必要である。
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© 2005 日本静脈経腸栄養学会
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