抄録
超高齢化社会の到来と共に、医療機関へは身体的疾患に精神科疾患、認知症を合併した高齢者の受診が増加している。これらの患者の入院期間は長期に及ぶことが多く、嚥下障害などの栄養管理上の問題を多く抱えていることが多い。そのため長期療養型病院にもNSTが組織されることが多くなってきている。また長期療養型病院での栄養管理には患者や家族の生命倫理や死生観が大きく関与することがある。
長期療養型病院でのNST・栄養管理には設備的な問題や人員的な問題が存在し、地域における栄養管理の充実には、地域の医療機関などがお互いのNSTや栄養管理を補完することで地域の栄養管理の充実を図ることが出来、医療費の抑制にも繋がるものと確信する。