静脈経腸栄養
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特集
リハビリテーションにおける栄養管理の効果判定
開 登志晃田村 聡子
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2011 年 26 巻 6 号 p. 1359-1364

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抄録
近年のリハビリテーションにおける診療報酬改定に伴い、急性期での早期リハビリテーションの充実、及び回復期リハビリテーションの質的・量的増加が予想される。そのため、急性期から回復期にかけて一貫した栄養管理とリハビリテーションを実施することが重要である。具体的には栄養状態を適切にアセスメントし、栄養状態に応じたリハビリテーションを実施することが要求される。また、栄養状態のモニタリングと、その結果に応じたリハビリテーションプログラムの修正を継続的に行なっていく必要がある。さらに、実施した栄養管理とリハビリテーションの効果を検証するための効果判定が重要である。栄養アセスメントでは、身体所見や血液生化学検査などから総合的及び経時的に評価を行う。また効果判定では、栄養状態や身体機能の改善のみを観察するのではなく、ADL及びQOLの改善効果を主として観察していくことが重要である。
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© 2011 日本静脈経腸栄養学会
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