静脈経腸栄養
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総論 静脈栄養に関するガイドライン改訂の要点
石橋 生哉
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2013 年 28 巻 6 号 p. 1209-1215

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抄録

静脈栄養を行う上で、その適応、方法、静脈栄養製剤、アクセスの選択・使用を適切に行い、重篤な合併症を避けること、さらにカテーテル関連血流感染症の予防・治療、静脈栄養におけるリスクマネジメントを熟知することは、栄養療法に携わる医療従事者にとって必須である。
本稿では、静脈経腸栄養ガイドライン第3版の中の静脈栄養に関する部分の中で、ガイドライン中にあるQuestionを最初に示し、ガイドライン本文中のAnswerや答えのもとになるevidenceの説明によって、第2版から新たに加えられた内容、これまで曖昧であった用語の定義、ならびに実地臨床で重要と思われる項目について解説した。
臨床において、「静脈・経腸栄養を適正に実施するためのガイドライン」として第3版は作成されたが、その内容は膨大であり、簡単には全てを読みつくすことはできないので、本稿は第3版で改訂した静脈栄養に関する部分を有効利用するための導入として活用できるものである。

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© 2013 日本静脈経腸栄養学会
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