2025 年 3 巻 1 号 p. 22-30
【目的】扁平足のタイプと膝関節屈曲角度の違いが静止立位時の下肢アライメントに与える影響を検証すること。
【方法】Arch Height Flexibilityを用いてFlexibleタイプ13名とRigidタイプ10名に分類した。課題姿勢は傾斜台(0°,20°)上で膝関節屈曲位(0°,25°,50°)での両脚立位とした。膝関節内反/外反・内旋/外旋,股関節内転/外転・内旋/外旋角度について,傾斜台20°から傾斜台0°での関節角度を引いた値を変化量として算出し,タイプ間で比較した。
【結果】全解析項目において扁平足のタイプと膝関節屈曲角度条件での交互作用,扁平足のタイプ間での主効果は認められなかった(p >0.05)。膝関節内反/外反・内旋/外旋,股関節内転/外転では,膝関節屈曲角度条件間で主効果が認められた(p <0.05)。
【結論】静止立位時の下肢アライメントに扁平足のタイプは影響を与えないが,膝関節屈曲角度の違いは影響を与える。