スポーツ理学療法学
Online ISSN : 2758-4356
研究論文(原著)
肘頭骨棘の有無による肘外反角と肘伸展機能の比較
田村 将希阿蘇 卓也髙橋 知之古山 駿平松永 勇紀井上 駿也前田 卓哉野口 悠加藤 宏武古屋 貫治堀家 陽一西中 直也
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 4 巻 1 号 p. 33-38

詳細
抄録

【目的】本研究の目的は,野球選手の肘頭骨棘の有無と肘関節機能および肘関節外反角との関係性を検討することである。

【方法】プロ野球選手30名を対象とした。肘関節単純X線像から肘頭骨棘の有無により,骨棘あり群と骨棘なし群に分類し,肘関節外反角,肘関節・前腕可動域(屈曲,伸展,回内,回外)およびZeroリリーステストの代償有無を比較した。

【結果】骨棘あり群20名,骨棘なし群10名に群分けされた。肘関節外反角に関しては,carrying angleが骨棘あり群で有意に高値を示した(p=0.04)。可動域,Zeroリリーステストの代償の有無に差はなかった。

【結論】骨棘あり群ではcarrying angleが増大していたが,肘伸展機能には差がなかった。

著者関連情報
© 2026 一般社団法人 日本スポーツ理学療法学会

『スポーツ理学療法学(Japanese Journal of Sports Physical Therapy)』は,2023年3月1日以降に公開されるすべての著作物にクリエイティブ・コモンズ表示4.0国際(CC-BY)ライセンスを導入いたします。CC-BYライセンスの条項では,著者は作品の著作権を保持しますが,著作権者のクレジットを表示すれば,誰でも『スポーツ理学療法学』の論文をダウンロード,再利用,改変利用,コピー,配布することを認めます。 著作権者のクレジット表示は,出典元論文の引用とライセンスを記載してください。 表示例は以下の通りです。 クリエイティブ・コモンズ表示4.0国際ライセンスのもと文献3) より転載 再利用しようとするものが出版された論文の一部でない場合(例えば,第三者の論文から引用されている部分)には,CC-BYライセンスは適用されません。そのような部分の再利用については,特別な記載がない限り,引用の例外規定など適用される著作権法で認められる範囲での再利用,またはその部分が含まれている原作に示されているライセンス条件にしたがってご利用ください。 CC BYライセンスは,あらゆる種類の著作物を容易に自由に利用できるように開発されました。著作物にこの標準的なライセンスを適用することにより、著作物を自由かつオープンに利用できることが保証されます。 2023年1月 日本スポーツ理学療法学会 学術誌編集部会
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja
前の記事
feedback
Top