【目的】運動器疾患外来患者における日本語版The Self Evaluation of Breathing Questionnaire(以下,SEBQ)の信頼性・妥当性を検討すること。
【方法】運動器疾患外来患者102名を対象とし,初回に日本語版SEBQとThe MOS 8-Item Short-Form Health Survey(以下,SF-8)の日本語版に回答してもらい,再テスト信頼性を検討するために1週間後に日本語版SEBQに再回答してもらった。回答結果からクロンバックα係数を算出して内的整合性を検討し,級内相関係数 (intraclass correlation coefficient:以下,ICC)を算出し,再テスト信頼性の程度を判断した。弁別的妥当性は初回の日本語版SEBQの結果とSF-8の下位尺度との相関をPearsonの相関係数を用いて検討した。
【結果】クロンバックα係数は0.86,ICCは0.75であった。全ての下位尺度で相関は認められなかった(r=−0.12~0.03)。
【結論】運動器疾患外来患者において日本語版SEBQの良好な信頼性・妥当性が認められた。