抄録
早期発芽力検定法(NETIS No. KT-060003)は,通常の発芽試験では長期間かかる木本植物種子の活力検定を,1週間前後という短期間で行うことのできる新技術で,これまでに非休眠種子と後熟型休眠種子に関して早期発芽力検定法と発芽試験による発芽率との相関関係を明らかにした。今回は,新たに胚休眠型木本種子に関して相関関係を調査したところ高い相関が得られ,胚休眠型木本種子においても早期発芽力検定法の有効性が認められた。これまでの研究により,本手法は法面等の播種工による自然回復緑化の設計をはじめ,施工前に種子の発芽率を調査する必要がある場合等における有効な検定法であることが確かめられた。