抄録
エチゼンクラゲやミズクラゲ等を活用した土壌改良材を海岸林の造成に活用するために,山形県の庄内砂丘地に植栽された海岸植生であるクロマツを用いて生育実験を行った。その結果,1 年目と 2 年目の樹高および根元直径成長量は,施用区と無施用区との間に,1 %から 10 %レベルで有意な差が認められ,その有効性が現地実験で確認された。3 年目の樹高および根元直径成長量は,施用区と無施用区との間に,有意な差は認められなかった。しかし,4 年目の樹高および根元直径成長量は,施用区と無施用区との間に,5 %から 10 %レベルで有意な差が認められた。このことから,土壌改良材の施用効果は,継続しているものと判断された。