日本緑化工学会誌
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技術報告
タニウツギ属・アジサイ属・ウツギ属低木類の種子発芽に対する光および温度の影響に関する実験
福永 健司甲田 遥橘 隆一
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2012 年 38 巻 1 号 p. 204-207

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抄録
小型の種子は光発芽性を持つものが多いといわれているが,木本類で明らかにされているものは少ない。そこで,ニシキウツギ,タニウツギ,ノリウツギ,ウツギの微粒種子について,白色光量条件を変えることで光発芽性を調べた。同時に,温度条件を恒温 3 段階以外に変温も設定し,その効果も調べた。その結果,いずれも光発芽性を有し,特にタニウツギとノリウツギは他 2 樹種に比べ,より強い光発芽性を持っていた。温度条件については,暗条件下で変温の発芽促進効果が現れた。また,タニウツギでは 25 ℃以上でも発芽可能であったのに対して,ニシキウツギでは高温で発芽抑制が起きるなど,同属でも発芽上限温度など発芽適温が異なることが示唆された。
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