抄録
SAにおける緑地空間の計画および整備に有用な情報を提供することを目的とし,質問紙調査と行動調査を行った。質問紙調査の結果より,アクセス面は緑地利用の制限要因にはならず,緑地の存在に対する認知度を向上させることが緑地の利用促進に繋がると考えられた。観察調査の結果より,休日は家族や仲間同士での利用が多くなっていることから,緑地にも楽しめる要素を取り入れることが利用促進に繋がると考えられた。また,ドッグランのような特定の利用者を想定した施設を設置することで,季節や曜日にかかわらず利用される可能性が高くなると考えられた。今後 SAの緑地の利用を促進するためには,このような利用者や地域の特色を活かした整備を取り入れることが重要であると考えられた。