日本緑化工学会誌
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技術報告
種子を散布しないのり面緑化工法の事後調査について
山田 充佐藤 厚子林 憲裕
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キーワード: のり面, 緑化, 無播種
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2015 年 41 巻 1 号 p. 223-226

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抄録
近年,のり面緑化において,周辺環境等への影響を配慮し,種子を散布しない工法が用いられることがあり,初期緑化の遅滞や,それに伴う表面浸食,定着する植物群落の制御困難等が懸念されている。しかし,施工後の調査が十分に行われておらず,工法の評価が十分に行われていない。本報告では,種子を散布せずにのり面緑化を施工した箇所について,事後調査を実施した。その結果,継続的な植被率の増加,および外来種の優占等を確認した。
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© 日本緑化工学会
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