日本緑化工学会誌
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技術報告
異なる水深条件におけるヒシモドキ(Trapella sinensis Oliver)の移植と定着
田崎 冬記内田 泰三丸山 純孝
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2015 年 41 巻 1 号 p. 283-286

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抄録
絶滅危惧種ヒシモドキの保全対策検討の一助として,異なる水深条件における同種の移植後の定着状況を把握するため,緩勾配で造成された水域に水深を連続的に変化させる2 m × 10 mの移植区を設けた。移植区内部を2 m × 1 mの小試験区として閉鎖花(果実)の移植を行い,ヒシモドキの生育状況,水位および水温を2年間調査した。その結果,各年の調査期間中,水位は70~100 cm変動した。移植2年目には水深50 cm程度の小試験区まで閉鎖花数が100個/小試験区を超えたことから,確実に定着するものと考えた。また,一時的に干上がる小試験区で,閉鎖花数が多かった。一方,水深80 cm程度以上の小試験区では定着できなかった。
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