河川堤防等でのオオイタドリ繁茂を抑制するため,重曹,グリホサート処理の継続効果について 2カ年追跡調査を行った。その結果,処理当年は,いずれも地上茎の枯殺効果が確認されたが,処理翌年は,グリホサートがより抑制効果が高いと判断され,処理方法では,注入が最も効果的と判断された。また,重曹では,滴下の抑制効果が高いと判断された。一方,堤防舗装天端近傍でのオオイタドリ抑制のため,グリホサートの処理方法・濃度を変えた試験を実施した。その結果,処理方法では塗布より噴霧で枯死率が高く,濃度では 2%以上で枯死率が高かったことから,噴霧の 2 %以上で処理することで効果的に抑制可能と考えた。