日本緑化工学会誌
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論文
スギ造林地におけるニホンツキノワグマによる剥皮害の発生要因の検討
大島 潤一山下 聖加飯塚 和也
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2019 年 45 巻 1 号 p. 109-114

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抄録

本研究では,宇都宮大学船生演習林内のスギ造林地を対象に,ツキノワグマによる剥皮害を受けた林分の林相,林分構造および立地環境を調査し,剥皮害の発生要因について検討した。被害林分は,胸高直径,樹冠長,立木材積が大きく,枝下高比および形状比が低かった。また,被害林分は,低木層および第二低木層の種数が少なく,低木層および第二低木層の植被率が低かった。さらに,被害林分は,国道からの距離が遠く,尾根からの距離が短い場所に位置していた。重回帰分析により,剥皮率に対する影響する因子として,樹冠長,相対幹距比,傾斜および尾根からの距離が抽出された。

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© 2019 日本緑化工学会
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