森林の階層構造や植被率の把握は,生物多様性の指標や森林管理にとって重要である。しかし,目視による調査しか行われず,データの正確性や客観性には限界があった。本研究では,これまでの人による階層構造や植被率の判断を,地上レーザーによる3 次元データによる手法に置き換えることで,より客観的で簡易的な手法を検討した。その結果,3 次元データにボクセル法を適用することで,センサーから10 m 以内を0.125 m のボクセルサイズで解析した結果が最も正確に植被率が把握でき,その垂直分布より自動で階層構造が把握できた。本解析手法は関東周辺温帯林で適用可能であったが,今後,様々な林分構造にも適用できる汎用性の高い手法としたい。