岩手県立大学総合政策学部
小岩井農牧株式会社環境緑化部
2019 年 45 巻 1 号 p. 188-191
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水質や管理の異なるカサスゲ群落の生育状況,他の植物の侵入状況を評価した。その結果,富栄養化した水域では草高,密度共に高く,純群落を形成した。栄養塩濃度の低い水域では,他種の侵入も見られたが,群落は安定して維持された。刈取りが行われた群落におけるカサスゲの再生は迅速で,他種の侵入は少なかった。種多様性の低下は懸念されるものの,比較的低い草丈で水辺空間の植生を維持できる点で有効と考えられる。
緑化工技術
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