2024 年 49 巻 4 号 p. 388-391
近年,高速道路敷地内外を問わず倒木事象が発生しており,効率的なリスク対策が求められている。倒木要因を特定することにより倒木リスクを未然に防止し,効率的な点検を行うため,緑地管理における倒木リスク対策に関する効率化を検討した。倒木事象に関しては,腐朽等の基本的な内的要因と強風等の環境に関する直接的な外的要因による影響がある場合に生じ易いことが推定される。このうち,腐朽等の内的要因の判定については樹木単位での点検が必要であるため,入手が容易な一般的な外的要因および過去に発生した倒木箇所の現地状況等を整理することにより,倒木事象が発生し易い箇所の推定を行うこととした。倒木事象が発生し易い傾向として,台風・大雪等の時期および道路方向と風力・雨量を伴う風向の関係等が傾向として認められた。