本研究は,高速道路インターチェンジランプ内緑地における草刈り作業の機械化の有効性を明らかにするため,肩掛け式草刈機,ラジコン型草刈機,自動草刈機の3手法を同一条件下で比較検証を行った。評価は景観およびコストとし,6,700 m²あたりの10年間のライフサイクルコストで経済性評価を実施した。その結果,肩掛け式草刈機に比べてラジコン型草刈機は約52%,自動草刈機は約37%のコスト低減を達成し,自動草刈機は通年の景観維持と作業員不要による高い安全性を両立することが確認された。緑地管理における機械化の有効性は明らかであり,現場条件に応じた複合的な管理手法の一つとして有効であることが示された。