日本血栓止血学会誌
Online ISSN : 1880-8808
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特集:「血栓止血の臨床─研修医のためにII」
4.DVTの病態と臨床
―DVTの診断,治療について―
川崎 富夫
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2008 年 19 巻 1 号 p. 18-21

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抄録

Point
1)深部静脈血栓症のスクリーニングでは下肢の視診と触診が最も重要である.
2)一次性静脈瘤が深部静脈血栓症を発症させる証拠はない.
3)中心静脈カテーテル留置時や化学療法時には上肢静脈血栓症にも注意する.
4)抗凝固療法や線溶療法は出血している患者では原則として禁忌である.
5)深部静脈血栓症におけるワーファリンの投与継続期間は原則として3ヶ月である.

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© 2008 日本血栓止血学会
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