日本血栓止血学会誌
Online ISSN : 1880-8808
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特集:「血栓止血の臨床─研修医のためにV」
7.血栓止血関連マーカーの標準化
阪田 敏幸
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2008 年 19 巻 4 号 p. 471-473

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抄録
Point
(1)PT試薬はヒト由来でISIが1.0に近いものを選択する.
(2)フィブリノーゲン測定は,トロンビン時間法とPT-derived法の併用が好ましい.
(3)D-dimerの標準化にはHarmonization理論が有効であるが,現実的には行われていない.
(4)アンチトロンビン活性測定は,Xa阻害に基づく方法が好ましい.
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© 2008 日本血栓止血学会
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