杏林大学医学部脳卒中医学
2017 年 28 巻 3 号 p. 335-344
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要約:脳梗塞の抗凝固療法には,急性期治療薬および再発予防薬としての位置付けがある.臨床現場では,脳梗塞急性期に未分画ヘパリンの持続静注を用いることが多いが,そのエビデンスは乏しい.一方,非弁膜症性心房細動を有する脳梗塞の再発予防における経口抗凝固療法の意義は確立している.直接阻害型経口抗凝固薬(direct oral anticoagulant, DOAC)またはワルファリンから患者プロファイルに適したものを選んで使用する.
血液と脈管
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