計量研究所熱物性部温度標準研究室
1998 年 12 巻 4 号 p. 205-210
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1990年国際温度目盛の定義定点の1つであるアルミニウム凝固点温度について,その実現精度の不確かさを試作した定点セルを用いて評価した.統計的方法によって得られるタイプAの不確かさを反復測定により求めた.また,タイプBの不確かさの要因として,自己加熱補正,圧力補正,静流体圧補正,周囲温度補正,熱流の影響及び不純物の影響を考慮し,それぞれの標準不確かさを求めた.これら各要因を合成した合成標準不確かさとして0.44mKが得られた.
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